N高等学校のコース選びで、多くの人が最初につまずくのが「普通科」と「普通科ベーシック」の違いです。
「普通科」は、以前は「普通科プレミアム」という名前で案内されていました。今は名称が変わり、単に「普通科」と呼ばれています。
この記事では、N高の「普通科」がどんな学び方をするコースなのか、普通科ベーシックとの違いも含めて、できるだけ具体的に見ていきます。どんな人に向いているのかも合わせてチェックしてみてください。
N高の「普通科」とは?
「普通科プレミアム」から「普通科」への名称変更
N高・S高の学科は、大きく分けると「普通科」と「普通科ベーシック」の2種類です。
このうち、かつて「普通科プレミアム」という名前で呼ばれていたのが、現在の「普通科」にあたります。
名前は変わりましたが、内容はほぼそのまま。VRなどの先端技術を使った学習が受けられる学科、という位置づけに変わりはありません。
普通科と普通科ベーシックの違い
公式のQ&Aを見ると、「普通科」では海外の教育賞も獲得しているVR教育システムをはじめ、AIなど最先端の技術を導入していると説明されています。オンラインでも現実と同じように友だちと交流できる環境や、効率的に理解を深められる学習環境が用意されているようです。
一方の「普通科ベーシック」は映像学習が中心。どちらを選んでも、高校卒業資格の取得自体は可能です。
両者の違いを一言でまとめるなら、バーチャル学習が使えるかどうかという点に尽きます。バーチャル学習は選択制で、利用できるのは普通科の生徒だけ。普通科ベーシックの生徒は使うことができません。
普通科で学べること
VR(バーチャル・リアリティ)を使った授業
普通科の一番の特徴といえば、やはりVR技術を使った授業でしょう。
専用のVR機器を身につけると、バーチャル空間の中で立体的な教材を動かしたり、歴史遺産を360度ぐるりと見て回れる教材で学んだりできます。映像だけでは伝わりづらい、体験を通した学びが得られるのは大きな魅力です。
バーチャル遠足・バーチャル修学旅行などのイベント
バーチャル学習が活かされるのは授業だけではありません。バーチャル遠足やバーチャル修学旅行といった、行事としての体験にもつながっています。
ネットの高校でありながら、学校行事らしい体験ができる。これは普通科ならではの魅力といえるでしょう。
バーチャル空間での英会話学習
N高グループでは、海外駐在ビジネスマン向けの英会話教育で定評のある「スマート・チューター」を、Plus One,Inc.と共同でN高グループ専用版として開発しています。
生徒はバーチャル空間の中で、実践的な英会話練習に取り組めます。留学準備はもちろん、英検の面接対策として活用している生徒も少なくないようです。
実際、スマート・チューターを利用した普通科生の英検2級・準2級・3級の二次試験合格率は90.5%(2023・2024年度実施6回分の合算値)。数字として見ても、なかなかの実績です。
普通科と普通科ベーシック、どちらを選ぶべき?
普通科が向いている人
- VRなど最先端の技術を使った学びに興味がある人
- オンラインでも友だちとの交流や、学校行事のような体験を大切にしたい人
- 英会話など、体験型のバーチャル学習を積極的に活用したい人
普通科ベーシックが向いている人
- 映像学習を中心に、自分のペースで淡々と学習を進めたい人
- VR機器などを使わず、シンプルな学習スタイルを希望する人
学費に差はある?
どちらの学科を選んでも高校卒業資格は取得できますし、学びの質に大きな差があるわけでもありません。ただ、授業料の単価は学科によって異なる場合があるので、その点は注意しておきたいところです。
正確な金額は年度によって変わります。必ず最新の生徒募集要項や資料請求の内容で確認してください。
普通科と普通科ベーシックは途中で変更できる?
普通科(バーチャル学習+映像学習)と普通科ベーシック(映像学習)は、各所属期の開始月であれば変更が可能とされています(4月生は4月、7月生は7月、10月生は10月、1月生は1月)。
「入学してみたけれど、少し合わなかった」というときも、タイミングを合わせれば学科を変更できる仕組みになっています。
まとめ:迷ったら資料請求で比較を
N高の「普通科」は、旧名称「普通科プレミアム」から呼び方が変わっただけで、VRなどの最先端技術を使った体験型の学びという特徴はそのまま残っています。
普通科ベーシックとの違いを一言でいえば、バーチャル学習が使えるかどうか。ここが分かれ道になります。
どちらが自分に合っているか迷ったときは、まず資料を取り寄せてみましょう。両学科のカリキュラムや学費を、実際に手元で比べてみるのが一番の近道です。

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